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2007年02月07日

ポルトガル2-0ブラジル

完敗だ。ドゥンガ初黒星。
「フェリポン2-0ドゥンガ」てか…

ポルトガル代表はだてにW杯ベスト4じゃない。現段階では、セレソンよりも完成度は高い。

ドゥンガは、フェリポンに「勉強させてもらいましたあ!」と感謝すべき。完全に自分のゲームを消されちゃった。

ポルトガル代表はセレソンの良さを消すことができた。クリスチアーノ・ロナウドを左右のサイドで自由に動かせ、逆サイドにはクァレズマという、もう一人のドリブラーを置く。ブラジルの両サイドバックが上がると、すぐさま裏のスペースを突破される。

前半、ブラジルが支配していたようにみえたが、ポルトガルのカウンターの脅威にさらされていた。

すると、しょうがなく、両サイドバックが上がらなくなり、ダブル・ボランチのエジミウソンとジウベルト・シウバがパスをはたきながら、前線に供給しようとするが、ここを待ってましたとばかりに、デコ・チアゴ・ペチのトリオにカットされていく。

エジミウソンとジウベルト・シウバはまさに「官僚サッカー」。手堅いが、サプライズがない、思いっきりの良さがない。ドゥドゥ・セアレンセはベンチにいたが、どうやら怪我していて使われなかったよう。

それでもカカ(イゼクソンね)やエラーノにボールが入ると、今度はポルトガルのDFは落ち着いてラインを下げながら、中央を固める、見事な連動。

カカはよい場面を演出もしたが、やっぱり、真ん中、真ん中を突破しようと、ツートップのハファエウ・ソビスとフレッジをトライするが、ことごとくカットされた。すべて、フェリポンには、お見通し。

後半になると、それまで守備で貢献していたソビスに替えて、巨漢アドリアーノ投入。でもけっきょく、ツートップは孤立してしまい、中盤をポルトガルに支配される。フレッジがポストプレーでもなく、突破するでもなく、ちょっと中途半端だったなあ。

一方、クリスチアーノ・ロナウドはキレキレ。ブラジルの守備も彼を止めるのに2,3人がかり。でも、一番すごいと思ったのは、右SBのミゲル(バレンシア)。セレソンが再三突破を試みても、ことごとく阻まれていた。

それだけじゃなく、ポルトガルのゴールシーンは、彼がブラジルの守備のパス交換をカットしたことで、生まれた。

シモンが投入されたときは、正直「ポルトガルはFWいねえなあ…」と思っていた。負けたいまでも、ホントにFWいねえなあ、と思う。

なのに、フェリポンは選手の特徴を最大限に生かす術を知っている。すべての選手が、己の個性をチームのために発揮していた。見事な「ファミリー」だよ。ユーロ2008は期待できる。これで、もし、突出したFWが現れたら、世界最強のチームになれるかも。

セレソンには勉強になった。両サイドを封じられ、ダブル・ボランチのところでパスカットされ、エラーノはてんてこ舞い、カカの打開策は真ん中だけ。ツートップは動きが被りまくり。ほかにバリエーションはないのか。

後半投入されたアドリアーノは、やっぱ重すぎる。チンガ(→エジミウソン)、ジエゴ(→フレッジ)の交代で、チームはいくぶん軽くなった。ダニ・アウベス(→マイコン)はあいにく見せ場なし。

今回は怪我で、ホビーニョ、ロナウジーニョ、ドゥドゥ・セアレンセ、ダニエウ・カルヴァーリョなどがプレーできなかった。されにU20南米選手権で活躍したボランチ、ルーカスも養生中。

「ブラジルは層が厚いから」とか、あっしも言っちゃってるけど、結局、3,4人のレギュラーがいなくなるだけで、戦力ダウンなのかね。

いや、そうじゃなくて。今回はブラジル・サッカーの特色を完全に知り尽くした鬼軍曹フェリポンに軍配。

ドゥンガも、選手を交代させることで、いくつかの戦術パターンを用意しなくちゃ。あっしらも、この敗北から学ぶのじゃ。

flppp.jpg

鬼軍曹に敬意

BRASIL 0 X 2 PORTUGAL

Local: Emirates Stadium, em Londres
Árbitro: Martin Atikinson (ING)
Cartões amarelos: Edmilson (Brasil) e Tiago (Portugal)
Gols: Simão, aos 36 minutos do segundo tempo e Ricardo Carvalho, aos 44

BRASIL: Hélton, Maicon (Daniel Alves), Lúcio, Juan (Luisão) e Gilberto; Gilberto Silva, Edmilson (Tinga), Elano e Kaká; Rafael Sobis (Adriano) e Fred (Diego). Técnico: Dunga.

PORTUGAL: Ricardo, Miguel, Ricardo Carvalho (Meira), Jorge Andrade e Caneira (Paulo Ferreira); Petit, Tiago (Moutinho), Cristiano Ronaldo (Simão), Deco (Hugo Viana) e Quaresma; Postiga. Técnico: Luiz Felipe Scolari.

投稿者 fhasebe : 2007年02月07日 14:44

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コメント

お久しぶりです。早速ですが、初黒星、ちょっと残念でした。ハイライトを見た感じではブラジルのほうがチャンスは多かったように感じましたが、やっぱりフェリポンですね~。
フッチさんのおっしゃるとおり、現段階ではポルトガルのほうが上ということでしょう。監督は変わっておらず、チームの軸がしっかりしてますし。一方のブラジルは今からのチーム&監督。2010年に向けて、いいチーム作りをするための薬、と前向きに考えることにします。
でも、ドゥンガもポルトガルに負けてホッとしてたりして笑
わけのわからない弱小チームに連勝ストップされるより、このあたりでフェリポン率いる強豪ポルトガルに負けとけば変なプレッシャーもなくなりますし。
でも一方ではドゥンガのことだから猛烈に怒ってるのかな??
試合後の会見が気になります!

投稿者 hirobinho : 2007年02月07日 18:25

>でも、一番すごいと思ったのは、右SBのミゲル(バレンシア)。セレソンが再三突破を試みても、ことごとく阻まれていた。

この選手は地味に(失礼!)良い選手なんですよね。

運動能力も高いし、賢い。

ポルトガルは中盤以外はこれといった選手はいないイメージがありましたが、カルバーリョなんかも出てきましたし、ほんとFWが出てくればかなり強くなるでしょうねー。

良い意味でも悪い意味でも昔のブラジルの長所をもっているチームのような感じがします。

ブラジルは・・・まだ始まったばかりという所でしょうか(汗)

投稿者 ヒロ : 2007年02月07日 19:22

Hirobinhoさん、

>ハイライトを見た感じではブラジルのほうがチャンスは多かったように感じましたが

前半はたしかにそうでした。ソビスが2度ほど決定機をモノにできませんでした。

いずれにせよ、ポルトガルの方が戦術が明確だった気がします。ただ、クリスチアーノ・ロナウドとデコの中心選手が退いてから勝利するところが、不思議だった。

試合後の会見では、「選手はもっと動かないといけない」とドゥンガは行ってたようですが、ゲームは八方ふさがりな感もありました。

今回は、「精神論」で押し通すのは、ちょっと苦しいかな。4-4-2のバリエーションを考える必要があると思います。たとえば、フレッジとアドリアーノの2トップにクロスを供給していくような、サイド攻撃とか。

ポルトガルが3トップできたことも、「攻撃サッカー」を売りにしているセレソンには屈辱的だったはず。

投稿者 フッチブログ : 2007年02月08日 00:07

ヒロさん、

ミゲルはバレンシでも良いプレーしてますもんね。

ポルトガルは今季、FCポルトのペペが帰化するらしいから、最終ラインはまだ若返るようですね。

一方、左SBのカネイラはいまいちだった。

ポルトガル代表の前からの問題は、チーム内の所属クラブの派閥争いというか、ベンフィカ、スポルティング、ポルトのいずれかのチームに偏った構成だったのが、フェリポンが来てなくなった。

選手たちは、敵対派閥の批判を気にすることなく、プレーできるようになったことが、本来の実力を発揮できる要因となっているようですね。

いわゆる、フェリポンの「ファミリー」ですよ。この監督がポルトガル代表にもたらした功績は、後々に語られることと思います。

昨夜はコパ・アメリカ97の試合を観ていましたが、ブラジルのベースは中盤(4-2)から、ドゥンガ、フラビオ・コンセイソン、レオナルド、デニウソン、ホマーリオ、ロナウド。

あきらかに、ボランチのところの創造性、展開力はいまより上。

カラザンス氏が言うには、エラーノをセカンド・ボランチに下げ、カカの隣に、もう一人クリエイターが必要だと。そのもう一人とは、ロナウジーニョに他ならない。

なにはともあれ、ジウベルト・シウバとエジミウソンがスタメンで出たときは、たしかに、溜め息がでました。

投稿者 フッチブログ : 2007年02月08日 00:27

デニウソン懐かしいですね!

今どこにいるんですかね?
ボルドーと決裂したのは知っているんですが・・。
確かオマーンとかカタールに行くとか噂はあったような気もします。

プレワールドカップで見た彼はとても19歳には見えない神がかったものを感じました。
もう一度見てみた気もしますが・・。

あとF・コンセイソンはまだ現役でしょうか?
アトランタ五輪の時から注目していた選手なので。
(その割に忘れてますが・・)

投稿者 ヒロ : 2007年02月08日 21:21

ヒロさん、

デニウソンには、楽しませてもらった時期がありました。

調べてみたら、サウジのアル・ナスルだって。残念ながら今年のACLには出場できないみたい。ことし30歳。

フラビオ・コンセイソンの消息は不明。引退しちゃったのかな。

投稿者 フッチブログ : 2007年02月08日 22:32

http://www.vaca.blogger.com.br/2005_01_01_archive.html

こんにちははじめまして。

この上のURLなんですが・・・・。↑インテルナショナウの選手達ですよね??
これっていったいいつのなんでしょう??
クレーメルとかガビランとかならわかったんですが・・・。
もしよろしければ教えていただけないですか??

投稿者 レオ : 2007年02月18日 19:43

はじめまして、ポストの記載のところに、
2005年1月27日とありますね。

つまり、2005年シーズン開幕時のメンツっぽいですね。メンバー全員は知りません。

リベルタドーレス優勝メンバーのチンガ、ソビス、ジョルジ・ヴァギネルがいますね。

興味深いのが、ソビスの隣に、昨季ゴイアスに所属して、ブラジレイロンの得点王のソウザがいますね。いまはフラメンゴ。

ファビアーノ・エーレル、インジオ、セアラ、イアルレイ、イダウゴ、バルガスたちが、まだ未加入。

この年、ガウショ州選手権優勝。ブラジレイロン準優勝。

投稿者 フッチブログ : 2007年02月18日 23:51

返信ありがとうございます。
ソビスの隣はソウザだったんですか。名前は知ってましたが顔は知りませんでした。
エジーニョの隣にいるのはヴィニッシウスですかね??
あとシキーニョもうつってるのかな??

下のほうのリザーブチームにアレックスとエウデル・グランジャがいますね。
わざわざありがとうございました。

投稿者 レオ : 2007年02月19日 00:03

レオさんの熱心さにほだされて…もう少し、調べてみました。
(自称、コロラード通だからね、笑)

正確にいうと、どうやら、2004年シーズンを終了した時点での、チームのようで。ちょうど、ソウザとチンガをポルトガルから獲得した時期。(ニウマールが抜けた)、ペルジゴンまだいない…

3バックの真ん中にエジーニョがいるのが特徴。

Aチーム:

クレメル

ペドロ(サブ右SB?位置がおかしい…ここは、インジオのはず)-エジーニョ-ビニシウス(現アトレチコ・ミネイロ)

ガビラン-チンガ-シキーニョ(現インテルB、かわいそう)

フェルナンドン-ジョルジ・ヴァギネル

ソビス-ソウザ

Bチーム:

アンドレ(現ジュヴェントゥージ)

ウィウソン(万年サブ)-サンガレッティ-ガレゴ

エウデル・グランジャ-アウグスト・ヘシフェ-ウェリントン(モンテイロとは違う)

クレイトン・シャビエル(2003年U20代表、その後、失速)-アレックス

ジエゴ(こいつが、インテルのR.ガウショになる予定だった、フィゲイレンセ)-ホドリゴ・パウリスタ

となります。

リンク先は、こちらのソースから、作られているようですよ。懐かしいなあ、あっしのコロラード。

http://www.internacional.com.br/pagina.php?modulo=2&setor=18&codigo=1605

半分ほどが生え抜きの選手ってのが、誇らしいよ。

投稿者 フッチブログ : 2007年02月19日 11:40

詳しい解説本当にどうもありがとうございました。
早速リンク先のページも行ってみましたがボリーバルがなんか違いますね(笑)

ほとんどユース出身っていうのもすごいと思いますが、ブラジルのクラブって一年か二年で控えがほとんど入れ替わってしまうところに凄みを感じます。
日本じゃそんなこと絶対あり得ないですからね。
ブラジルの無限の選手層の厚さを感じます。

投稿者 レオ : 2007年02月19日 17:42

こちらこそ、調べてみて、勉強になりました。

ほんとに、たった2年前のことなのに、これだけチームは違うのか、と。

ボリーバルとシキーニョも髪型がまったく違いますもんね。
仰るとおり、どこのチームも似たようなプレーヤーの入れ替わりよう。
とくにFWの選手は席を温める時間もなく、移っていく。

インテルでいえば、この前年から、フェルナンドン、この年からチンガを獲得したのが大きかったですね。振り返れば、昨リベルタドーレス杯のチームは、世界クラブ選手権のチームより強かった。

チンガはグレミオでロナウジーニョとほぼ同期のプロデビューですが、彼の方が期待されていた、という話はよく聞きます。

しかし、インテルBチームを観ていても、ブラジルでプロになり、チームい居続けるのは、大変なようですね。1年で、どれだけの選手が消えていくんだろう。

投稿者 フッチブログ : 2007年02月20日 01:08

フッチさん ご無沙汰しております。 お元気でしたか?


さてさて、次の親善試合の相手が決まりましたね。
チリとガーナ 何故かまたしても場所はスウェーデンのようです。アハハ

日程的にも この2戦で選ばれたメンバーが ほぼコパ・アメリカのメンバーとなるのでしょうか?

メンバー発表が楽しみです!

投稿者 peixe : 2007年03月08日 00:47

peixeさん、

ご無沙汰です。わたくし、ただいまブラジルを放浪中、電池をリチャージしています。いまはリオ、フラメンゴからコメントしてます。(ネット環境がいまいちな状態)

Santos左のクレーベルとうとう代表に来ましたね。
イウシーニョも楽しみ。では、また!

投稿者 フッチブログ : 2007年03月14日 21:43

フッチさーん♪  

オーーーーーー! 渡伯されてましたか!

素晴らしい・・・そして何とも羨ましい(笑)

リオ フラメンゴですか? ちょうどリベルタ杯のパラナ戦がありますが、ん?パラナのホームゲームでしたっけ?

リオ勢 フラメンゴは好調だし、フルミネンセのタレントは魅力的だし、ヴァスコも後期順調な立ち上がりで、しかも大先生がハットトリック(笑) 見所盛り沢山ですね☆


クレーベル選ばれました! 2試合あるから必ず出番あり! 思いっきりプレーして欲しいです。

イウシーニョも楽しみだし、セレソンでジョズエ ミネイロコンビがまたみれるかも。 今回は、フレキシブルなヴォランチを期待したいですね。


アレックス ルイゾンが揃って離脱という事で、遂に「フッチブログ推奨ザゲイロ」ナウドが選ばれましたね!
もう1人はプレオリンピコ組のエドゥ・ドラセナ。
ザゲイロに関しては、ずっとメンバーが固定されていたにで、なんだか新鮮です。


それでは 良い旅をお過ごし下さい♪

投稿者 peixe : 2007年03月15日 11:50

peixeさん、

すごいっすよ。

ここに来ると、もう、圧倒的なサッカー情報。すごい数です。どの州に行っても、その地域のサッカー情報で一杯。

ヨーロッパサッカーのことなんか、消し飛ぶほどの量です。

先週末はロマーリオのゴールラッシュに感動し、サントス・サンパウロ戦のハイ・クォリティに感心しました。

で、ゴールシーンを観ていたら、スペインリーグのゴールをやっていて、あぁ、スペインでクラシコやってたんだあ、といった、淡い状況でした。

なんか、ほんと、凄いエネルギーもらってますよ。

投稿者 フッチブログ : 2007年03月17日 16:52

こんにちは。久しぶりです。
この前のかつてのインテルナシオナウの写真にのっていたペドロ(サブ右SB?)は現在サントスFCの右サイドバックのレギュラーみたいですね!

投稿者 レオ : 2007年05月18日 19:26

ペドロはですね・・・

監督のルシェンブルゴと意見の相違がありまして退団いたしました。

右のレギュラーとして活躍していたのですがね。

で、最近コリンチアンスに入ったようです。

投稿者 peixe : 2007年05月20日 16:04

あらら・・・。そうなんですか?!
サンパウロ州選手権で活躍してたのは知ってますけど、ミドルシュートが得意な選手みたいですね。
州選手権のアメリカ戦とサンカエターノ戦のゴールはみました。アメリカ戦は結構強烈でしたね。

しかし相変わらずブラジルは回転が速すぎてついていけません。
無名の選手でもめちゃくちゃ巧いですしね。

投稿者 レオ : 2007年05月20日 22:01

あらあら、いつの間にやら、ほったらかし状態にしてしまいました。

レオさん、peixeさん、お元気?

投稿者 フッチブログ : 2007年06月02日 01:44

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